日比谷線は営団3番目の路線として1961年3月28日に南千住~仲御徒町間3.7キロが開通しました。
この路線は北千住で東武伊勢崎線、中目黒で東急東横線とそれぞれ相互直通運転が計画されていたため、車両も両線を走っているものにあわせて営団で初めて軌間1067mm、架線電圧1500Ⅴのパンタグラフによる集電方式のステンレス車両が製造されました。
日比谷線用車両は3000系と呼ばれ、MM'2両ユニット方式で18m、3ドア車で、最初の開通時は2両編成(2M)で運転されました。(3000形。)
1,2 。 パンフレットより。


3.2両編成で営業運転時の写真は自分では写していないので、友人の
南館克義さんが1961年4月、南千住で撮影のものを掲載します。

4.3005号車。 千住車両基地にて。 1963年。
登場時、3000形前面にはアルミ製のミニスカートが付けられ、連結器は飾り蓋の中に押し込められていました。
じきにミニスカートは外され、以降車は付けずに登場しました。

5.3006号車。 同上。

最初3000形2両編成でスタートした日比谷線も、翌年には中間に4000形電動車2両を増結して4両編成(4M)となり、順調に歩み始めました。